大阪福島で移転拡張オープンされた日本料理の楽心さんの椅子をお作りしました。
ブログなどにも載せていなかったのですが、西天満のお寿司屋さんに納めさせていただいた椅子を気に入っていただけて
ネットの海から辿って茅野まで見に来てくださいました。
お客様と店舗の数寄屋建築内装をされたからの意向に沿って
西天満の椅子とは全く異なる2種類の椅子をフルオーダーで作りました。
1脚はダイニングチェアタイプ。
無垢材の背もたれと後脚がスムースに繋がった形状です。
個人的にこの構造はデンマークのデザイナー、ニールス・O・モラーのダイニングチェアの印象か強いです。
京都時代に何度かその椅子を修理したことが有ったのですが、今見ると絶妙に無垢材の良さを出していて魅力的な椅子だなと思います。
そんなモラーの椅子へのオマージュ。
背もたれは無垢材をスチームで曲げてから削り出して整形しました。
2脚目はアームチェア
数寄屋建築の内装に合わせて普段あまり使わない欅材を使用しました。
肘掛けは70mmの柾目材から削り出し。
設計したものの、質が良くてそんな厚みのある欅柾目材が売っているか不安でしたが奇跡的に入手できました。
こちらも背もたれは無垢材をスチーム曲げ、左右肘掛けのパーツと合体させてから整形しています。
初めての加工が多く材も余裕がなく、納期に間に合うかヒヤヒヤでしたが無事納品できました。
家具屋っぽい椅子やなとの妻評をいただきました。
いろんなことに気を取られて目指すべきところになかなか届きませんが
デンマークでも無い、和風でもないけど日本の風土に根差した家具を作りたいと思うこの頃です。







