家具のラインナップに加える、φ1200mmの円卓が完成しました。
円卓や、楕円系のテーブルはオーダーでたまに作っていますので、基本的には同じような構造です。
円卓はセンターに幕板を貫通するかたちで、長い反り止めを入れます。
天板の反りを抑えるのと、補強の役割を果たします。
木は板の繊維に対して直角の方向に強度的に弱いので、反り止めで受けてあげる事で体重をかけた時にも不安がありません。
天板にはこのように溝を彫って、反り止めの蟻桟を入れています。
天板からどのくらいの位置に脚をつけるか、脚の太さなどのバランスで円卓の印象は大きく変わります。
何度も作っているだけに、何となくいつもの感じ、にならないように気を付けながら作業しました。