京都市中京区にある大向デザイン事務所さんのギャラリーH2Oが、cafe昼行灯として新しくオープンしました。
カウンター、椅子などの什器をお作りしました。

カウンターはラワン合板を前面に大きく見せました。
このラワンはあまり第一印象が良くなくて無難な方にしようかとも思いましたが、木目が面白かったので使ってみると正解でした。

カウンター椅子はラインナップのkitchen stoolと新たにペーパーコードのハイスツールを作りました。
ずっと作りたいと思っていたペーパーコードのスツールは、スタッフの方からもすごく座りごこちが良いと言っていただけたので、いつかラインナップにも加えたいです。

中央に置かれたテーブルは3100×1000mmの大きなケヤキの板です。
大きな節が天板に3つ並び、耳に虫喰い跡も格好良く入ったキャラクターの濃い板です。
丸太の芯近くなので耳の角度が緩くおおらかな印象です。

注文いただいてから半年以上お待たせしてしまったソファ。
これも前から作ってみたかった座面がウッドスプリングの構造です。
ベットで良く使われる木のスノコ。
スノコソファです。

カフェの本棚には、大向さんが手がけた展覧会の図録がぎっしり収納されています。
近畿で開催された展覧会の図録はほとんど大向さんが手がけたんじゃないかと思うほど、たくさんの図録がここで閲覧出来ます。
僕も、昔この展覧会行ったなあと懐かしいものがたくさんありました。