A.C.E. 波多野一級建築士事務所さん設計「北山の家」のダイニングテーブルをお作りしました。
南北に抜けている空間に置くので、目線の邪魔にならないように正面の幕板が無い構造にしました。
天板の反り止めの桟と脚が一体になっています。
反り止めの蟻桟で構造を支えているので、かなりきつく組みました。
木工用の金槌では力が足りないので、石の彫刻用の大きなハンマーで叩いています。あまり石は叩きませんでしたが意外なところで役に立っています。
蟻組みの木目は上から見て柾目、脚のホゾの木目は横から見て柾目になるように、追い柾という木目を選びます。
片持ち構造の階段は木造建築では珍しいそうです。
見た目にも、昇り降りするのも良い緊張感があります。
正面が大きく開いて、2階からの眺めは外とつながりを感じます。
裏側からも畑が見えるロケーションで、今はすぐきが育ってました。
北山の家
- 2011/11/28
- 日記