A.C.E. 波多野一級建築士事務所さん設計のお宅のダイニングテーブルをお作りしました。
竣工前の現場でお客さんと一緒に、デザイン仕様を打ち合わせました。
テーブルは出来るだけ広めでYチェアがゆったり2脚並ぶ幅、でもあまりスペースを圧迫しない大きさ、フォルムで設計しました。天板サイズは幅1600×奥行き950mmです。
長手方向の貫が入っていないので、天板は少し厚めにして強度を持たせました。
テーブルを正面から見た時に天板と脚がつながってコの字型のシルエットになります。
脚の断面は長方形なので、木口方向から見るとどっしりした感じです。
材は、楢の板目の3枚接ぎです。
3枚とも共木で、合板の表面に使われる突き板のような美しい木目でした。
最近は汚れが付きにくくお手入れのしやすいウレタン仕上げ(含浸性なのでオイルと似た仕上がり)の注文が多いのですが、今回は久々にオイル仕上げの天板でした。
シミなどが付きやすいオイル仕上げの天板ですが、木の表情がウレタンよりも柔らかく出る気がします。
あるがままに汚れも神経質に気にせず、がしがし使ってメンテナンスをする、と言う方にはオイル仕上げもおすすめです。
お子様は、カメラ撮影に興味津々のようです。
「おじさ〜ん、カワイくとってね♡」 (イメージです)
コの字のテーブル
- 2013/04/05
- 日記