横内敏人建築設計事務所さん設計のお宅のダイニングテーブルとコーヒーテーブルをお作りしました。
ダイニングテーブルはモーエンセンのテーブルをもとにご依頼いただいて、デザイン仕様を打ち合わせて進めました。
短手方向の反り止めを、長手方向の貫2本が支えていて、とても丈夫で建築的な構造だと思いました。
机の形状としては良く使われる構造で、オリジナルのデザインはどこが発祥なのか分かりませんが、日本っぽい意匠だと思っていましたのでモーエンセンが作っていたと言うのは意外でした。
天板サイズは幅1900×奥行き950mmと広めです。
コーヒーテーブルは頂いた図面をもとに、シンプルな構造になるように提案して進めました。
この大きさのテーブルだと、天板を薄く見せるとすっきり収まりが良いので、よく使う手として側面にテーパーをつけたりするのですが、今回は天板厚30mmそのままの仕様でしたので、どう仕上げるか悩みました。
天板四隅のRは図面では決めずに、作りながらシュミレーションをしてイメージを固めてから削りました。
今まで机の天板ではあまり使ったことのないRだったのでどんな仕上がりになるのかドキドキしました。
建築の空間で主張しずぎず、存在感の有るものが出来たら良いなと思って作りました。
ダイニングTとコーヒーT
- 2013/07/28
- 日記